きっかけは1枚のチラシ
僕たち夫婦が家を買うことになったきっかけは1枚のチラシでした。よくある「マンション見学会」のチラシです。
僕と妻は「いつかは家を買いたいね」という漠然とした共通認識は持っていて、なんとなく「マンション見学会」に行ってみるか、という程度の気持ちでした。
その時は団地を内見し、結局購入には至りませんでしたが、親身になってくれた不動産屋さんの影響もあり、この内見を機に「家を買うモチベーション」がぐっと高まっていきます。
住宅を買う人の平均年齢は?
戸建て住宅を買う人の平均年齢は30代後半から40代前半と言われています。
一方で分譲マンションを買う人の平均年齢は40代前半から40代後半と言われています。
戸建て住宅のほうが少し平均年齢が低いのは30代の子育て世代が戸建て住宅を望み、子育て終了後に手広になった戸建て住宅を売り、マンションに住み替える人が多いことが統計に表れているのかなと思います。
30代で戸建て住宅を買い、60代前後で夫婦で暮らす手頃なマンションに住み替えるのが王道ルートと言えそうです。
30代で買った住宅が30年後に資産価値を落とさず売れるか、が重要ですね。
はるパパは現在、36歳なのでちょうど家を買う年代ということもあり、購入のタイミングとしてはちょうどよかったのかなと思います。
家を買うべき人、借りる人
「賃貸派」「持ち家派」論争があります。そこには「答えが無い」とされています。
しかし一般的な答えはないとしても、僕たち自身の最善策はあると思います。
僕が考える家を買うべき人の特徴は以下です。
・会社員や公務員など、安定した収入源がある人 ・家族構成の変化や両親の介護などで住む場所が変わらない人
家を借りる(買うべきではない)人の特徴は以下です。
・自営業やフリーターなど、収入源が安定しない人
・家族構成が定まらなかったり、親の介護などや仕事の関係で引っ越しする可能性がある人
家を買うべき人の特徴に当てはまる人は、家の購入を検討してもよいと思います。
リセールを前提とした住宅購入
前項でも言いましたが、30代~40代で購入した住宅は終の棲家ではなく、リセール(再度売る)することを前提に買うべきです。
持ち家は「負債」という人もいますが、将来的に売ることを考えて「資産」としての価値が下がりにくい物件を探すべきです。
僕は最終的に2つの物件で迷いましたが、将来の資産価値を考えて今の物件を選びました。
選ばなかった物件 ・市営団地 ・市営地下鉄沿線
選んだ物件
・東急系列
・東急沿線
市営団地よりも東急系列の方が、ブランド力があり、市営地下鉄沿線よりも渋谷に直通する田園都市線の方が資産価値が下がらないと判断しました。
住宅選びの優先度
住宅購入時の僕のステータスはこちら
・夫(36)妻(39)息子(3) ・はるパパ IT系企業勤務 在宅勤務中心 ・妻 元看護師 主婦(いずれパートで復職予定) ・息子 幼稚園年少
そんな僕が住宅選びで優先したのは以下です。
・70平米以上 ・3LDK以上 ・最寄り駅徒歩15分圏内 ・小中学校まで徒歩15分圏内 ・エレベータあり(なしの場合、1階か2階) ・中古マンション ・新耐震基準を満たしていること ・息子の幼稚園圏内 ・予算4,000万円
実際に購入した物件の情報は以下です。
・86平米 ・3LDK ・築38年(新耐震基準) ・最寄り駅12分 ・小学校徒歩15分、中学校徒歩3分 ・息子の幼稚園圏内 ・エレベータあり2階(エレベータ非停止階) ・中古分譲マンション(フルリノベ済) ・価格約4,000万円 ・田園都市線沿線
住宅を買う人のマインド(まとめ)
住宅を買う人、買った人の理由として賃貸にお金を払い続けているのがもったいない、というのが一番多いと思います。
マンションの場合、住宅ローン以外にマンションの管理費、修繕積立金、固定資産税などが追加で必要になります。
しかし、これらの追加費用を踏まえても賃貸で借りる安いお金で、広くて綺麗な家に住むことができると思います。
30代になって子どもを何人育てるなど、人生設計ができた人は住宅購入を前向きに考えてみることをお勧めします。