つみたてNISAとは
つみたてNISAとは2018年1月からスタートした、少額で始められる投資非課税制度です。
株式投資は基本的に「株を買う」「株価が上がったら売る」「差額が儲け」の流れです。
NISAの場合は、短い期間で株の売り買いをするのではなく、
数年単位の長期間、少しずつ株を買っていき、長期で株を保有する投資方法です。
NISAの儲けは、株を買ったことによるお礼(分配金)と、株の値上がり分です。
毎月決まった金額を決まった投資先に積立投資していく、お金を増やす方法の1つなのです。
そのため、株価の上がり下がりを気にすることなく、淡々と積み立てて行けば良いので
初心者向けの投資方法です。
※投資は元本が保証されているものではないので、結果は自己責任でお願いします。
なお投資で利益が出た場合、利益に対して約20%の税金を払わなければいけませんが、
NISAで得た利益については、原則非課税です。
つみたてNISAは簡単な条件で始めることができます。(参考:今更聞けないつみたてNISAの始め方)
つみたてNISAを始めたきっかけ
僕がつみたてNISAを始めたきっかけは、老後2,000万円問題です。
僕の勤務先では退職金がないため、老後の資金を自分で貯める必要がありました。
ある日、Youtubeのリベラルアーツ大学の両学長の動画に出会い、NISAを知りました。
最初は投資と聞くと、株式投資のようなデイトレーダーをイメージしていました。
毎日、チャートを眺めて大きなお金を取引し、得する時があれば、
損する時もあるギャンブルのようなイメージを持っていました。
しかし、NISAは記事の冒頭で紹介した通り、初心者向けの投資方法です。
長期でやればやるほど損する確率が低くなるので、安心して投資できると感じました。
ちなみにNISAには「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」があります。
一般NISA 非課税期間:5年間 年間非課税枠:120万円 投資可能商品:上場株式、ETFなど
つみたてNISA 非課税期間:20年間 年間非課税枠:40万円 投資可能商品:金融庁が認めた投資信託
ジュニアNISA 非課税期間:5年間 年間非課税枠:80万円 投資可能商品:上場株式、ETFなど
僕は最も長期保有の恩恵を受けられ、投資効果が期待できる「つみたてNISA」を選びました。
SBI証券を選んだ理由
つみたてNISAを始める場合、まず銀行か証券会社かを選びます。
この選択については、以下メリットのため、迷うことなく証券会社を選びました。
証券会社でつみたてNISAを始めるメリット
① 投資先が豊富
取り扱っている商品(投資先)が100本以上あるところが多いです。(銀行では10本程度。)
② 投資の専門家が対応してくれる
証券会社は投資がメインなので、投資に関する情報量が豊富な専門家が対応してくれます。
③ 100円から投資可能なところが多い
証券会社では100円から投資可能としているところが多いです。(銀行は1,000円からが多い)
④ つみたて頻度が選べる
毎月つみたて(月に1度)の頻度が主流ですが、週1、毎日、など細かく分散投資できます。
僕の場合は、これらメリットを知り、本気で投資をするなら証券会社しかないと感じました。
次に証券会社の中で人気1位のSBI証券か、2位の楽天証券で迷いました。
僕はSBI証券を選びましたが、どちらも人気の証券会社なので、どちらを選んでも間違いないです。
実際、妻には楽天証券を勧めましたし、子どものジュニアNISAは楽天証券で開設しています。
※複数の会社で個人のNISA口座を持つことはできませんが、口座を別の会社に移すことはできます。
1年目の実績
さぁ、お待たせしました。実際のところ得してるの?損しているの?
気になるところだと思います。
僕のつみたてNISA投資1年目の成績がこちら。
投資期間:2021年8月〜12月
投資額:400,000円
評価額:424,100円
評価損益合計:24,100円
僕は米国株、全世界株に投資しているので、海外の景気に影響を受けました。
一時的マイナスの時期もありましたが、基本的にはプラス域で推移してました。
投資は利益確定(株式を売って現金に変えること)まで儲けにはなりませんが、
気分的には良い1年目でした。
評価損が出ている時期もありましたが、長期保有が目的なので、焦って売らないことが大切です。
「不動心で淡々と積み立てる」がつみたてNISAの極意です。